2006年度理学部地球科学系オープンキャンパス

     2006年7月27日(木)、28日(金)

       今年もオープンキャンパスの季節がやってきました。あいにくの天気でしたが、多くの方が訪れてくれました。
      気候ゼミでもこのチャンスを利用して活動紹介を行いましたので、ここに紹介します。



『天気図をつくろう』が今回のテーマ  昨年度は気候ゼミはポスターのみの参加だったため、今年は「何か出し物をやろう!」という声がありました。 「生まれた日の天気図は?」や「マイクロアネモで風を測ろう」、「風船を上げて上空の風を観測する」などのアイディアが出ましたが、 今回は天気図作成ソフトをつかって『天気図をつくろう』をテーマに公開実験ブースを設けることに決まりました。
 大学院生は研究成果をポスターにして展示もしました。オープンキャンパスに合わせて廊下にはポスターがずらりとならび、壮観です。
 地球科学系に興味があるお客さんはまず、地学棟2階の地理講義室に集合して全体のオリエンテーションをうけます。 そのあと数人のグループにわかれて、公開実験の体験やポスターの説明をうけるツアーに出かけることとなります。
ポスターも作成しました。
公開実験ブース全景  気候ゼミの出しものがある地学棟1階の同じ部屋では、活断層デジタルマップを利用して 身近な地域の活断層を探すブース(写真奥)や岩石などから出る放射線を測定器で検出するブース(写真右)があり、 どこも熱心に活動していました。
 さて気候ゼミの活動紹介です。
1グループをさらに1〜3人ほどにわけ、天気図作成ソフトを使ってパソコンで梅雨期の天気図を描くという作業を体験してもらいました。
 ゼミからはおもに大学院生が公開実験を担当し、3・4年生も地球科学系全体のスタッフとして参加してくれました。
気候ゼミの出し物
データ入力中!!  まず、観測データ(風向・風速,天気,気圧,気温)を入力します。全地点を入力するのは大変なので、今回は2地点だけ。
 このデータをもとにソフトが等圧線や天気記号,前線などを描いてくれます。さらに気象衛星がとらえたこの日の雲画像を重ねることもできます。
 できあがった天気図を見ながら梅雨前線周辺の雲や天気の特徴を解説したり、気候ゼミでは他にどんな研究をしているのか説明したりしました。

 「お天気に興味がある」とか「環境問題の勉強がしたい」といった高校生もいて、こちらもお話しができて楽しかったです。他にも「大学ってどんな授業があるんですか?」なんて質問もありました。 大学に入る前から学びたいことがはっきりしていて、えらいなぁと思いました。
天気の解説をしています。
高校生とのおしゃべり♣  オープンキャンパスに来てくれた高校生は、東北地方の学校からバスに乗って大勢で来たという生徒が多かったようです。 夏期講習や部活の合間に来てくれたそうで、高校生もなかなか忙しいですね。 みなさんとても行儀がよくて、熱心に話を聞いてくれました。
 「大学生ってどんな生活しているの?」とか、「一人暮らしって大変ですか?」とか、受験のことなどたくさんの人といろんな話ができてとてもいい機会でした。 ぜひ数年後、東北大学でまた会いたいですね。
 オープンキャンパスに携わったみなさん、お疲れ様でした。また来年も楽しみです!
大学(院)生って?


  〜おまけ〜
    日曜日にフルキャストスタジアム宮城で行われた楽天‐西武戦をゼミで観戦に行きました。
   延長戦での負けにガッカリでしたが、みんなそれなりに楽しめたようです。
    終了時間が遅くなってしまったので、前期のゼミ打ち上げはおあずけです。
いざフルスタへ 応援にも気合いが入る!?



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