山越え気流の観測(2013年5月)

2012年度卒の巴さんが修士論文で使用するために行っていた蔵王山の山越え気流観測を
今後も継続して行うことになりました。観測機器は蔵王山の麓と山頂付近に、宮城県側と山形県側の
それぞれに設置してあります。
今回はその観測データの回収に行った時の様子を報告します。

2013年5月22日

天気は晴れ!絶好の行楽日和でした。
山形蔵王1000m


山形蔵王200m
まずは山形蔵王の麓、標高200m地点のデータを回収。

山形蔵王1350m
山形蔵王1350m地点。雪が積もっても観測機器が埋まらないように、機器の位置を少し高めに調整。

山形蔵王→宮城蔵王    
山形蔵王から宮城蔵王へ移動中。
寄り道    
少し寄り道して、不動滝を見学。    



宮城蔵王は山形蔵王と違い、車で山頂付近まで行けないので、標高700mから1350mまでは登山をすることになります。



急坂    
標高1100mからはかなりの急坂。
きつい    
とてもきつかったです。
   
宮城蔵王1350m    宮城蔵王1350m地点のデータを回収。 絶景    いい眺め。
   
宮城蔵王200m    最後は宮城蔵王200m地点。 夕方    朝9時に出発して、最後の地点で夕方に。1日かかりました。
   


こうして無事にデータの回収を終えました。
宮城蔵王の登山はきつかったですが、なんと境田先生も一緒に1350mまで登山をしてきました。
泉ヶ岳巡検のときもそうですが、境田先生の体力・精神力には驚かされます。


蔵王での観測データを蓄積させていくことで、より様々な気象条件での山越え気流の特徴をとらえ、
気候学的な統計研究に役立てて行こうと思います。



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