ようこそ炭酸塩堆積学・地球化学グループのHPへ!

 近年,人類の活動による大気中の温室効果ガスの増加が原因とされる地球温暖化問題や世界各地での異常気象が,大きな社会問題となっています.将来の地球環境を正確に予測することは地球科学の最重要課題であり,そのための一つの方策として,過去に地球で起きた環境変動の因果関係を明確にし,その知見を将来予測に応用する方法が挙げられます.

 私が研究している炭酸塩生物殻・骨格や炭酸塩堆積物(主にサンゴ礁堆積物)は,さまざまな時間スケール(数時間~数千万年スケール)の地球環境変動が記録された重要な古文書です.私は,古生物学的,堆積学的,地球化学的手法を駆使して,過去の地球環境変動,なかでも熱帯浅海域の古海洋環境変動を解明する研究に取り組んでいます

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東北大学大学院理学研究科地学専攻地圏進化学講座

炭酸塩堆積学・地球化学グループ

Laboratory for carbonate sedimentology and geochemistry

Department of Earth Science, Tohoku Univ.