あらすじ
2007年6月7日、われわれの登山チームは無謀ともいえる悪天の中、磐梯山頂をめざした。
しかし・・・・・・。
山頂を目前とした弘法清水にて、土砂降りの雨に遭い、志半ばで登山を断念したという過去の苦い記憶・・・・・・(昨年の磐梯実習の様子)
あれから1年の歳月が流れた・・・
磐梯登山2008
〜REVENGE:弘法清水の先にあるもの〜
ということで、今年も磐梯山に登りました。
院生は、猪苗代湖北岸の野口記念館と、磐梯山南山麓にある牧場、そして宿舎に気温計を設置しました。
今回設置した気温計です |
牧場に設置。 |
猪苗代湖の北にある野口記念館の近くに気温計を設置します。 足場が悪く、結構骨の折れる作業でした。 |
明日の食料のおにぎりを全員で握りました。。 |
登山コース
裏磐梯高原ホテル→裏磐梯スキー場→銅沼(あかぬま)→中の湯→弘法清水小屋→山頂
→弘法清水小屋→沼の平→猪苗代スキー場
気温と地温を測りながら、20人のチームは山頂を目指します。Let's go!!!
先生が3年生に観測機器の使い方を説明しています。 今回の登山では、気温と地温を測ります。 |
地温を図るために穴を掘ります この場所は地面が固くなかなか穴が開きません。 |
スキー場の急な坂をひたすらひたすら上ります。 太陽も照って、みんな汗だく状態です。がんばれ。 |
ここから見える桧原湖もきれいです。 |
「銅沼」での休憩&測定 |
アスマン通風乾湿計で気温を測定します。 |
次の観測地点の「中の湯」にやってきました。 |
お湯の温度はいくらでしょうか??? |
一年ぶりの弘法清水小屋に到着です |
ここから昨年の記録を破ります。 |
そしてついに!!!!! 磐梯山頂に到着!! |
山頂に座ってみんなで昼食です。 昨晩つくったおにぎりが胃袋にしみます。 |
頂上で 何をば想ふ 鶴島君 そしてそれを見つめるヨンさん。 |
全員で集合写真。 バックには猪苗代湖が広がります。 |
さあ頑張って下りましょう。 |
爆裂火口 この凄まじさは写真では伝わりません。 |
まだまだ元気!? |
ミズバショウが咲いていました。 |
最後の難関のスキー場。 元気な3年生は走る走る走る。 |
先生もお疲れ様でした。 |
3年生にとって永かった磐梯実習もあと1日・・・・・・
磐梯最後の夜は、満点の星空に向かい綺麗な 花火 風船をあげて、
観測しましょう。
疲れて眠いけど、がんばりましょう。
スタート!! |
星空に溶け込むので追うのは難しいです。 |
この日も晴天に恵まれました。
きっといいデータが得られるはず・・・
風船にヘリウムガスを入れます。 |
3・・・2・・・1・・・発射 |
それを経緯儀で追いかけ、水平角・仰角を記録していきます。 |
風船vs眼 戦いは20分以上にも及びます。 |
磐梯山を背に。 総司令官の坂下さん。 お疲れ様でした。 |
おまけ 帰りに喜多方に寄って、ラーメンを食べました。 |
これで本年度の磐梯実習・気候分野は終了です。
磐梯山の山頂まで行けたこと、そして何より、誰一人怪我がなく下山できたので良かったと思います。
(その後、筋肉痛に苦しんだ人も多かったと思いますが)
そして、3年生の皆さんは8泊9日という長丁場でしたが、いい経験となったのではないでしょうか???
お疲れ様でした!!!!
来年の実習が一体どんなものになるのか楽しみですね。