2008年磐梯巡検(気候分野)の様子

    2008年6月6日(金)〜8日(日)


 あらすじ


2007年6月7日、われわれの登山チームは無謀ともいえる悪天の中、磐梯山頂をめざした。


しかし・・・・・・。





山頂を目前とした弘法清水にて、土砂降りの雨に遭い、志半ばで登山を断念したという過去の苦い記憶・・・・・・(昨年の磐梯実習の様子)




あれから1年の歳月が流れた・・・





 磐梯登山2008   
 〜REVENGE:弘法清水の先にあるもの〜  




ということで、今年も磐梯山に登りました。


6月6日(金) 〜出発前日〜 

気温計の設置

   

院生は、猪苗代湖北岸の野口記念館と、磐梯山南山麓にある牧場、そして宿舎に気温計を設置しました。

気温系    
今回設置した気温計です
牧場    
牧場に設置。    
北岸    
猪苗代湖の北にある野口記念館の近くに気温計を設置します。    
足場が悪く、結構骨の折れる作業でした。
おにぎり    
明日の食料のおにぎりを全員で握りました。。    
   

6月7日(土) 〜いざ磐梯登山!!〜

登山コース

    裏磐梯高原ホテル→裏磐梯スキー場→銅沼(あかぬま)→中の湯→弘法清水小屋→山頂
    →弘法清水小屋→沼の平→猪苗代スキー場
 

 気温と地温を測りながら、20人のチームは山頂を目指します。Let's go!!!    

  
説明    
先生が3年生に観測機器の使い方を説明しています。    
今回の登山では、気温と地温を測ります。
穴掘り    
地温を図るために穴を掘ります    
この場所は地面が固くなかなか穴が開きません。    
   
スキー場の急な坂をひたすらひたすら上ります。    
太陽も照って、みんな汗だく状態です。がんばれ。
   
ここから見える桧原湖もきれいです。    
   
「銅沼」での休憩&測定
   
アスマン通風乾湿計で気温を測定します。    
   
次の観測地点の「中の湯」にやってきました。
   
お湯の温度はいくらでしょうか???    
弘法清水小屋    
一年ぶりの弘法清水小屋に到着です
弘法清水小屋    
ここから昨年の記録を破ります。
       
そしてついに!!!!!



   
磐梯山頂に到着!!    

山頂に座ってみんなで昼食です。

昨晩つくったおにぎりが胃袋にしみます。
       

頂上で 何をば想ふ 鶴島君

そしてそれを見つめるヨンさん。
   
   
全員で集合写真。
バックには猪苗代湖が広がります。

   
さあ頑張って下りましょう。

   
爆裂火口
この凄まじさは写真では伝わりません。    
   
まだまだ元気!?
   
ミズバショウが咲いていました。    
   
最後の難関のスキー場。
元気な3年生は走る走る走る。
   
先生もお疲れ様でした。
   





6月7日(土) 〜夜間観測〜

3年生にとって永かった磐梯実習もあと1日・・・・・・
磐梯最後の夜は、満点の星空に向かい綺麗な 花火  風船をあげて、



観測しましょう。


疲れて眠いけど、がんばりましょう。
   
スタート!!
   
星空に溶け込むので追うのは難しいです。    


6月8日(日) 〜湖陸風観測〜

この日も晴天に恵まれました。
きっといいデータが得られるはず・・・

   
風船にヘリウムガスを入れます。
   
3・・・2・・・1・・・発射    
   
それを経緯儀で追いかけ、水平角・仰角を記録していきます。

   
風船vs眼
戦いは20分以上にも及びます。    
   
磐梯山を背に。

総司令官の坂下さん。
お疲れ様でした。
   
おまけ


帰りに喜多方に寄って、ラーメンを食べました。    



これで本年度の磐梯実習・気候分野は終了です。  
磐梯山の山頂まで行けたこと、そして何より、誰一人怪我がなく下山できたので良かったと思います。  
(その後、筋肉痛に苦しんだ人も多かったと思いますが)  
 
そして、3年生の皆さんは8泊9日という長丁場でしたが、いい経験となったのではないでしょうか???  
お疲れ様でした!!!!  


 
来年の実習が一体どんなものになるのか楽しみですね。






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