ここでは、計算機室のENVIを使ってリモートセンシングデータを解析し、研究に活用するための方法を紹介します。 留学中にリモートセンシングを学んだ山崎裕太郎さん(2006年度修了生)が残してくださったチュートリアルと加藤が調べたことをもとに書きましたが、 私の勉強不足により不十分な点が多くあります。それらについては、後ほど紹介する講習などの機会を利用して補ってください。ごめん(^o^;
もくじ |
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1.リモートセンシングの基礎 |
1.1.リモートセンシングとは |
2.ENVIの使い方 |
2.1.リモセンデータを入手する |
2.2.データをENVIで開く |
2.3.カラー表示 |
2.4.分類 |
2.5.演算法 |
2.6.アノテーションのつけ方 |
3.ENVIのバージョンや講習会について |
リモートセンシングとは??⇒離れた場所から直接に触れることなく対象物を測定し、またその性質を分析する技術をさします。
ENVI(The Environmental for Visualizing Images)とは、アメリカのITT Visual Information Solutions社の開発した、リモートセンシングデータを処理するアプリケーションで、直感的な操作で複雑な処理ができるスグレもの。また、IDLというプログラミング言語とともに動くため、カスタマイズが可能という利点がある。気象や環境はもちろん、海洋や地質,資源探査,航空宇宙などの分野でも幅広く利用されている。1ライセンス数10万円というとても高価なソフトなので、ぜひとも使ってあげてください。
インターネットを通じて様々なサイトからリモセンデータを入手することができる。ここではメリーランド大学のGLCF(Global Land Cover Facility)からLandast衛星のデータを入手する方法を紹介する。
まず、GLCFのデータ検索ページ(http://glcfapp.umiacs.umd.edu:8080/esdi/index.jsp)にとぶ。 |